最低限知っておくべきコーキングの知識

みなさまこんにちは!お家を購入してから約10年。「そろそろ塗装をしないと」というお考えの方もいらっしゃるかと思います。今回は初めて家を塗装する方へ向けた「最低限知っておくべきコーキングの知識」についてお教えしたいと思います。

そもそもコーキングって何?
コーキングという言葉を聞いて、初めて聞く方も多いかと思います。現在、国内の住宅で採用されている外壁は「サイディング」といった板状の外壁で、シェア率が約80%以上を占めております。そのサイディングは建物の骨格に合わせて貼り付けをする形で施工しますが、その際に欠かせないのがコーキングです。コーキングは板と板を繋げるいわば接着剤でもあり、サイディングの内側に水が入らないよう防水の役割を果たしています。また、弾力があるので地震などの揺れでサイディングがズレたり割れたりするのを防いでくれる役割も担っています。

コーキングは劣化する!
新築時のコーキングを触ってみると、ブニュブニュと柔らかさがありますが、地震などの振動、気温や紫外線など気候の影響を受けてしまうので年数が経つにつれて硬くなってきます。イメージとしては輪ゴムを想像してもらえれば分かります。外に放置したり、日に当たるところに長期間置いておくとプチっと切れてしまいますよね。それと同じで硬くなってしまうと振動などの衝撃や気温による膨張・伸縮によりひび割れたり欠けたりします。その結果、割れた隙間から水が浸入しサイディングの剥がれや腐食、雨漏りの原因にも繋がってきます。

コーキングには様々な種類がある!
住宅の屋根も外壁も塗料も同じように、コーキングにも種類があります。簡単に紹介するとアクリル、ウレタン、シリコン、変成シリコン、ポリウレタンなどがありますが、外壁には適さなかったり、塗装には適さなかったりと使う用途・場面で変わってきます。また耐久年数も様々で長持ちできるものもありますが、5年程で劣化が始まってきます。交換目安は使用するメーカーによって変わりますが約5~10年です。
・アクリル→水性系で作業がしやすい。耐久性が他より劣る。
・ウレタン→耐久性に優れる。耐候性が悪いため、塗装が必須。
・シリコン→耐候性・耐水性・耐久性に優れる。塗装は出来ない。安価。
・変成シリコン→少々劣るが耐候性・耐水性・耐久性に優れる。塗装が可能。
・ポリウレタン→耐久性能が非常に高く、劣悪な環境にも強い。

コーキングの施工方法によって価格や持ちが違う!
自宅と同時期に建てたご近所の住宅が塗装工事をしていると、「自分の家もそろそろかな~」とご家庭の事情や予算などによって塗装するタイミングもバラバラかと思います。ただ、塗装するタイミングでコーキングも同時に交換するのがベストです。また施工方法は「増し打ち」と「打ち換え」の2種類があります。
増し打ちは、既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充てんします。撤去が無い分施工時間も短く、コストを抑える事が出来ます。しかし、既存の上から充てんしているので、耐久性・劣化に関しては乏しい限りです。1~2年もすればボロボロになったり、サイディングを余計に傷めてしまう原因にもなりうるので、正直おすすめはしません。
打ち換えですが、既存のコーキング材を撤去し、新しくコーキング材を充てんする施工です。既存のコーキングを撤去することによって、施工時間・コストも増し打ちと比べて高くなりますがその分耐久度は上がり、新築同様の効果を得られます。

誰でもできるコーキングのチェック方法!
先述の通り、コーキングの劣化は5年程で始まります。近年、悪徳業者が増えてきて、交換しなくてもよかったタイミングで交換させられるケースもあります。普段からお付き合いのある業者さんもいらっしゃるかと思いますが、常日頃持ち家の事を見ているのは住んでいるオーナー様・ご家族かと思います。家を建てて5年が経過したら、まずはセルフでコーキングのチェックをしてみて下さい。誰でもできるチェック方法をお教えします。
◆経過観察◆ 
・肉痩せ→サイディングとの段差ができはじめてきた場合
・ヒビ→コーキングの表面に細かなヒビ割れがある場合
◆要交換◆
・破断→大きなヒビ・裂けてしまっている、下地(青い部分など)が見えてしまっている状態
・剥離→サイディングとコーキングの間に隙間がある状態
・欠落→コーキングが剥がれ落ちている、かけている状態
また家の東西南北でコーキングの硬さも変わってきますので、触った感触で硬くなっているかどうかもチェックしておきましょう。経過観察であれば半年に1回のペースで見ておくと良いです。欠落している、大きく割れていることしたら早急に交換を検討された方が良いでしょう。
また、新築時のコーキング・塗装時などでコーキングの打ち替えをしてから1~2年して黒ずんでいる、変色している、触るとベタベタしているのは「ブリード」と呼ばれる現象で、この場合は短期間で劣化してしまいます。ブリードが起きてしまっている場合には増し打ちしても意味がないので再度打ち替えをしないといけません。

まとめ
コーキングについて大切なのは「お家を守る」ことです。今回は本当に最低限知って欲しいコーキングの知識についてお教えしましたが、本来はもっと色んな種類・機能などがあります。外壁塗装をお考えの方は今一度コーキングのチェックをしてみてはいかがでしょうか?

ではまた!

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