ソーラーパネルに鳥の巣・鳥の糞でお困りの方

みなさまこんにちは!厳しい寒さが続いていますね。しかし寒い冬を乗り越えると暖かい「春」が訪れますよね。待ち遠しいと思いますが、暖かくなる前にお家に【とある対策】をしておく必要があります。今回は【とある対策】についてお話していきたいと思います。

結論から言います!それは「鳥対策」です!!!

鳥対策とはどういうことか?
ん?と思う方もいると思います。晴れた日に洗濯物を干したときに真向いのお家の屋根に鳩などが止まってることありませんか?ソーラーパネルが設置されている屋根などはパネルの隙間から鳩が出入りしてたり…これは鳥の巣ができている可能性があります。そして、瓦を用いた屋根などは瓦の隙間に巣ができていることもあります。鳩に限らずスズメやカラスも同様です。そしてそれらの鳥が止まっていたていたところに白い跡が・・・そう、鳥の糞です。

屋根の表面やバルコニーなどに白くポツポツと付いてるお家を見かけることがありますよね。実はこの鳥の巣・鳥の糞がお家にダメージを与えてるのはご存じでしたか?
どうして鳥の巣ができてしまうのか?
鳥は基本的に高所を好んで生活しており、鳥が安全だと判断した場所はテリトリーにしてしまいます。そして屋根の上に乗っかっているソーラーパネルは一番巣を作ってしまう場所でもあります。羽、糞、巣材などがソーラーパネルの発電システムの内部に入り込むと故障に繋がったり、パネルの上に糞が付いてたりすると発電がうまくできなかったりもします。仮に巣を撤去しても執着心が強いため、また同じところに巣を作ってしまいます。
特に鳥の糞が危険!
鳥の糞を少し解説すると、糞の成分自体は季節や鳥によって違いますが、一般的に言われている主成分は尿酸 たんぱく質・ナトリウム・アンモニアなどがあります。そもそも鳥には哺乳類のような尿を溜めておく膀胱がなく、排せつ時は尿と糞を一緒に排出しています。鳥の糞を見ると白い部分と黒っぽい部分に分かれていると思いますが、特に白い部分がダメージを与えています。
鳥の糞の性質
糞の白い部分は尿で、タンパク質代謝で発生したアンモニアを尿酸として排泄し、この尿酸が強力な酸性の為、屋根の劣化を早めてしまいます。歯のない鳥は木の実などの硬い固形物を短時間で消化してしまうほどの強力な胃酸の持ち主ですので、屋根に与えるダメージもものすごく強力となるわけです。糞を付着したままだとどうなるのか?上記にも書いた通り、鳥の糞は強い酸性で強いので、短時間で酸化しダメージを受けます。夏場など屋根の温度が高温になる時期には、早くて2~3時間で浸食が始まります。
鳥の糞は病原菌そのもの!
鳥の糞には細菌やウイルスが多く含まれており、乾いた後に風で舞って隙間や窓などから屋内に侵入したりすることで人がそれを吸い込んでしまい、アレルギーや肺炎、その他様々な感染症を発症してしまう恐れがあります。また、鳥の糞は水に溶けにくい成分が含まれている為、日光でこびりついた糞は雨では簡単に落とすことはできません。糞を見つけたらすぐに拭くのがベストなのですが・・・とはいえ、しょっちゅう屋根に上ることなんてありませんし、付いたらすぐ拭くなんてことは現実的に難しいですよね。
鳥の糞を放置したら…
放置していると屋根、塗装の劣化や腐食を進めるだけではなく、周辺の家にも住み着いてしまう可能性も出てきます。さらに、鳥が運んできた巣材用の木くずや糞が雨で流れ、それが雨樋に溜まってつまりを起こしたり正常に流れなかったりと2次・3次被害へと発展する可能性もあります。

鳥の巣など作らせないための対策!

年に1回は屋根の点検を!
1年に1回は屋根の点検を行うことがとても大事です。基本的にお家を購入してしまえば屋根は当分大丈夫だろうという考えの方が多いと思います。巣を作ってはいないだろうか?糞が付いている場合は、水では簡単に落ちないので、高圧洗浄機で洗い流すことになります。仮に鳥の糞が付いていなくても、寄せ付けない対策グッズをつけたり、その他災害で壊れた箇所はないか?屋根の塗装は大丈夫か?など、屋根の状態を見ておくことが重要です。

ただ、素人の方が屋根に上ってしまうと滑落などとても危険ですので、業者に頼むのがベストです。また、ソーラーパネルを設置したお家などは事前にソーラーパネルの業者から「メンテナンスをしなくてよい」と説明を受けるかと思います。しかし、「10年に1回点検すれば大丈夫です」という言葉を信じ、いざ10年後に点検をお願いしたら会社が倒産していた…ということも少なくはありません。
屋根のメンテナンスも同時にしたい!
ではどこに頼めばいいか?鳥が住み着いているのが分かっていれば専門の駆除業者に依頼をした方がよいと思いますが正直、屋根の損害などは分からないと思いますので、同時にできる業者が一番です。

弊社も以前に「ソーラーパネルの下にできた鳥の巣をどうにかしてほしい」とお話を頂いたことがあります。というのも設置したソーラーパネルの業者が倒産しており、メンテナンス等をどこに頼んでよいか分からなく、弊社にご相談を頂く形となりました。実際に屋根の上に登らせてもらい、ソーラーパネルの下にできた鳥の巣を発見。巣の撤去をしたのち、屋根の破損も発見し、同時に補修も行わせて頂きました。

※巣にヒナや卵がある場合は専門の業者を依頼する必要があります。
まとめ
今回は鳥の巣・鳥の糞ができてしまった場合についてお話させて頂きました。屋根の上に鳥の巣ができてしまわないように一度、鳥対策についてご検討してみてはいかがですか?鳥の巣・鳥の糞でお困りであれば、ジェネシスジャパンにご相談くださいませ!

ではまた!

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