高耐久のコーキング材「オートンイクシード」とは?

みなさま、コーキングという物はご存じですか?コーキングという言葉をあまり知らない方も多いかと思います。コー
キングとは別名シーリングとも呼ばれ、身の回りに多く使われています。

特にキッチンの流しやお風呂の浴槽のつなぎ目などに、ゴムのようなものが付いているのを見たことはありませんか
?窯業系のサイディングを採用している外壁であれば、サイディングのつなぎ目にもゴムのようなものが付いている
のを見たことはありませんか?

そう、それがコーキングという物です。コーキングの役割は以前のブログでもご紹介しましたが、物と物を繋げるため
の接着剤としての役割から、建物の中や設備の中に水が浸入しないように防水をする役割、地震などの振動
から建物を守る役割もあります。しかし、このコーキングの効果は一生続くわけでは無く、経年とともに徐々に劣
化していき、機能を果たすことができなくなります。

今回は建物の中でも、特に重要なサイディングのつなぎ目にあるコーキングが劣化したらどうなるか?どのような
対策をしていくか?おすすめのコーキング材!についてお話していこうと思います。

サイディングのつなぎ目にあるコーキングが劣化したら…

建物の中で非常に重要な役割を果たしているのが、サイディングのつなぎ目のコーキングです。このコーキングが劣化すればどうなるか?最悪の場合、雨漏りを起こすことになります。そうなれば修理費も大掛かりになってきますし、雨漏りによって引き起こされる被害は腐食だけにとどまらず、シロアリなどの2次・3次被害へとつながる可能性もあります。

どうしてコーキングは劣化するのか?

一番の原因は紫外線です。基本的にコーキングは可塑剤(かそざい)と呼ばれる弾力性を持たせる成分が入っており、新築時は弾力があるほど柔らかいのですが、年数が経ってくると紫外線により成分が分解されて硬くなってきます。イメージとしては、輪ゴムが外に放置されていたり、日に当たるところに長期間置いておくとプチっと切れてしまいますよね。それと同じで硬くなってしまうと振動などの衝撃や気温による膨張・伸縮によりひび割れたり欠けたりします。

コーキングの劣化サイン

肉痩せ

肉痩せとはコーキングに含まれる可塑剤(弾力を持たせる成分)が溶け出す症状です。例えば、サイディングの継ぎ目にコーキングがある場合、コーキングが凹んだ様になっていることがありますよね?本来、新築時はサイディングとコーキングには段差がありませんが、この可塑剤が溶け出してしまうと、コーキングの厚みが無くなってしまい段差ができてしまいます。その結果、コーキングの厚みが無くなっているので耐久力が落ち、劣化のスピードを早めてしまうことになります。この現象は新築時に充填したコーキングのボリュームが不足していたことが考えられます。

ヒビ割れ
コーキングの表面に細かなヒビ割れができている場合、一番の要因は紫外線による劣化です。北面と南面では劣化の具合が変わってきますが、多くの住宅にはよくあることです。築年数が約5~8年くらい経つと、表面が徐々にヒビ割れてきます。この場合は経年劣化によるものなので、その際はコーキングの補修(打ち替え)をご検討した方が良いです。また、新築から1年満たない場合は施工不良が考えられます。
剥離
剥離とは、サイディングとコーキングの間に隙間ができることです。原因としてはいくつかあり、1つ目は新築時にコーキングを充填する際にプライマー不足です。プライマーとはコーキングを充填する際に、サイディングとの密着を良くするために使われる接着剤ですが、このプライマーが使われていない・十分に塗布されていないと、サイディングとコーキングに徐々に隙間が生じてきます。

2つ目は3面接着による剥離です。実はサイディングの継ぎ目にあるコーキングは基本的に2面(端と端で)接着しており、コーキングの奥は付いていません。これは地震などの振動によってコーキングが追従できる(耐える)ようにしているためです。しかし、3面接着の場合は地震などの振動に耐えることができないため、剥離してしまいます。

コーキングが剥離した場合、隙間に雨水が浸入してしまうため雨漏りを引き起こしてしまう可能性が出てきます。
コーキングが剥離していたら早めに補修(打ち替え)をおすすめします。
破断
破断とは、コーキングのヒビ割れを放置してしまった際に起きる大きな亀裂のことです。経年劣化でヒビ割れが起
こっているコーキングが地震などの振動に耐えることができずに裂けるようにして割れてしまったり、寒暖差によるサ
イディングの伸縮で徐々に裂けてきたりします。
もちろん、剥離と同じように隙間が生じているので、隙間から雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす可能性があり
ます。コーキングが破断していたら早めに補修(打ち替え)をおすすめします。

コーキングを補修する場合…

基本的にコーキングの補修方法は2つあり、打ち替えと増し打ちです。打ち替えは既存のコーキングを撤去し、新たにコーキングを充填する方法です。増し打ちは既存のコーキングを撤去せず、その上から新たにコーキングを充填する方法になり、打ち替えよりも費用が安いのがメリットです。ただ、増し打ちの場合だとコーキングの厚みが十分に取れずに剥がれてしまったり、すぐにヒビ割れてしまったりと多くのデメリットがあります。

コーキングは10年前後もすれば経年劣化とともに耐久性が落ち、打ち替えせざるを得なくなります。そして、コーキングと同様にサイディングも10年前後で劣化して色落ちや耐久性が無くなります。一般的には外壁塗装と同じタイミングでコーキングを打ち替えすることが多いですが、近年の技術向上により、塗料の耐久年数が15~20年・30年持つといった商品が販売され始めています。つまり、長持ちする塗料で塗装したとしても、コーキングが先に劣化するのでは、良い塗料を使う意味がありません。しかし、技術の向上によりコーキングにも高耐久の商品が発売されました。

高耐久のコーキング、その名も「オートンイクシード」

高耐久のコーキングと言われてもピンと来ないですよね。このオートンイクシードは、なんと「30年」の耐久性を持っているコーキングなのです。でも30年とはいえ、紫外線や振動による耐久性は持たないのではないか?と思う方もいるでしょう。オートンイクシードは過酷な外部環境を再現した実験テストで長時間の耐久性を発揮しました。

また、密着力あるため振動などによる衝撃にも強いことが証明されており、剥離などのリスクは低いと言えます。また、オートンイクシードはカラーバリエーションも豊富で、基本色は75色もあります。なので外壁に合わせてコーキングも色を選ぶことができますので、美観にこだわれますし、長期的に美観を保つことができます。

まとめ

今回ご紹介したオートンイクシードはコーキングのデメリットであった耐久力をより向上していますので、打ち替えにおけるランニングコストの削減・経年劣化による雨漏りのリスクを抑えることができます。コーキングや外壁塗装でお悩みの方・失敗しないためにも納得・満足のいく施工にしましょう!

ではまた!

オートンイクシードで施工した動画はコチラ!


電話する 電話

お電話での問合せ

0120-014-5329:00~18:00 日曜定休