コーキング上の塗膜割れを抑制するクラロックシーラーとは?

近年、塗料メーカーの技術努力で様々な高性能の塗料が開発されました。その中で、高耐久・高耐候の機能を兼ね備えた【無機塗料】という塗料があります。正確には無機物に有機物を混ぜたハイブリット塗料ではありますが、この無機塗料は塗料のランクで言えば最上級と言えるものです。

無機塗料のメリット
メリットとしては紫外線などによる劣化の影響を受けにくく、変色しにくいことです。石やガラスなどをイメージして頂ければ良いかと思います。各メーカーによって異なりますが、耐用年数も20年~30年と言われており、長期にわたって美観を保つことができます。当然、高性能なだけにお値段も高額な塗料となっていますが、無機塗料で外壁塗装を行う方は数多く、人気の塗料でもあります。

そこで、外壁塗装をお考えの方にぜひ知ってほしいことがあります。それは、【無機塗料で外壁塗装を行うとヒビ割れが起こってしまう】ことです。
無機塗料のデメリット
この文だけで考えると、「外壁塗装をしたらヒビ割れってどういうこと?」「どこがヒビ割れてしまうの?」と思ってしまいますよね。無機塗料にもデメリットはあります。それは塗装後の塗膜が硬すぎて、地震などの風災害で塗膜が割れてしまうことです。例えるならスマートフォンを地面に落としたときに、画面がひび割れてしまいますよね?もしくは保護フィルムが割れているケースもあるかと思います。画面も保護フィルムも無機物であるガラスで作られていることが多いのです。つまり、振動や衝突などの衝撃を与えてしまうと、簡単に塗膜が割れてしまうのです。割れてしまった塗膜はやがて剥がれてしまい、性能や美観を損ねます。

塗膜はどこから割れてしまうのか?

最も塗膜が割れやすい箇所がコーキング部分です。なぜかと言うとコーキングは、建築部材の中で一番柔らかい箇所だからです。コーキングのような柔らかい箇所には、地震などの振動によって引き起こされたエネルギーが集中してしまい、その影響で塗膜のヒビ割れを起こしてしまいます。では、このようなヒビ割れが起こってしまうデメリットに対してどのように対策をしてきたのか?

下処理の徹底
無機塗料に限らず、屋根や外壁塗装をする際の下処理は欠かせません。洗浄作業から下地処理・塗料の希釈量や攪拌時間・塗装後の乾燥時間など、どれかひとつでも手を抜けば、塗膜が剥がれる確率は上がります。
職人の技術・経験
これも無機塗料に限った話ではありませんが、塗装職人の技術で仕上がりや長持ち具合は変わってきます。どんな塗料でも一定の膜厚で塗装することが大切ですし、一定の膜厚があるからこそ、本来の塗料の機能が発揮されます。無機塗料も近年出てきた歴史の浅い塗料ですので、経験が豊富で熟練の塗装職人に施工をしていただくのがベストです。
コーキングの後打ち
できる対策として効果的なのはコーキングの後打ち替えです。外壁塗装の多くは、塗装する前にコーキングを先に打ち替えしますが、塗装をした後にコーキングの打ち替えをすれば塗膜のヒビ割れリスクを回避できます。実際、コーキングの打ち替えでは順番が先でも後でも問題はありません。しかし、後打ちの場合はコーキング自体がむき出しになってしまいますので、紫外線による劣化は先打ちよりも早いです。

塗膜のヒビ割れを抑制する商品が遂に発売!

2021年5月よりプレマテックス社から発売した【クラロックシーラー】

無機塗料で外壁塗装をする際に懸念であったコーキング上の塗膜ひび割れを解消する商品が塗料メーカーであるプレマテックス社から2021年5月より発売しました。コーキング上の塗膜割れを防止する、その名も【クラロックシーラー】です。このクラロックシーラーには、湿気硬化型のポリウレタン樹脂という特殊な樹脂がが入っており、この樹脂によりコーキング自体の性能を損なわずに表層のみを柔軟にかつ強靭にするため、割れにくい塗膜を形成することができます。また、コーキングを充填後に起こるコーキングの痩せ(縮むこと)にも耐えることができる優れものです。

クラロックシーラーにはこんな機能も!
クラロックシーラーにはコーキングの塗膜のヒビ割れを抑制するだけでなく、ブリード現象も抑えることができます。ブリード現象とは可塑剤移行(かそざいいこう)とも呼ばれ、可塑剤(コーキングに柔軟性を与えるもの)が入ったコーキングの上に塗装を行うと、数年で可塑剤が塗装表面へ溶け出していきます。その結果、コーキングの部分がベタついたり、ゴミなどが付着して黒く変色してしまい、美観が損なわれるだけでなく、コーキングの劣化を早めることとなります。そういった現象もクラロックシーラーは抑制する機能があります。

まとめ

今回ご紹介したクラロックシーラーは無機塗料のデメリットであるコーキングの塗膜割れを抑制するだけでなく、ブリード現象といったコーキング不良も抑えることができます。また無機塗料に限らず、シリコンやフッ素などといった塗料を使用した場合でも問題なく使うことができます。外壁塗装でお悩みの方・無機塗料で外壁塗装を失敗しないためにも納得・満足のいくような外壁塗装にしていきましょう!YouTubeでもクラロックシーラーについて解説した動画がありますので、ぜひご覧ください!

ではまた!


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